【文系介護士と理系介護士】思考のクセを知っていれば人間関係が変わるかも!?

心理学
のーさん
のーさん

こんにちは!

今回は科学×介護=人間関係についてお話します。

どうも!のーさん(@nosan1031)です。

皆さん、学生時代は文系?それとも理系でしたか?

語学が得意だから『文系』

数字が得意だから『理系』

高校時代に何となく進路を考えていた私は、暗記力には自信があったので『文系』を選択しました。

そもそも人間には右脳左脳があり、使う範囲によって成長箇所が異なります。

それぞれ発達具合の差があると言われていて、文系脳(左脳)と理系脳(右脳)では

考え方のクセが違う事が多いようです。

そこで今回は、

文系脳と理系脳の考え方の違いを理解して介護現場の人間関係を考える

をテーマに考察していきたいと思います。

文系脳と理系脳の特徴とは?

ここからはロジャー・スペリーの『右脳・左脳モデル』で見ていきましょう。

文系脳=左脳派の特徴

  • 論理的で冷静(慎重に行動する)
  • 筋道を立てて考える
  • 客観的に分析する
  • デジタル派
  • 言語力や計算機能が高い
  • 几帳面、真面目、努力家
  • プレゼンテーションが得意

左脳『言語や計算力、論理的思考』を司ると言われ、言語や数的処理を司るため記憶力は右脳に劣るそうです。

【名称】や【数字】など文字による記憶が得意という特徴があります。

理系脳=右脳派の特徴

  • 感情表現が豊か(喜怒哀楽がハッキリしている)
  • 感性が鋭い芸術家タイプ
  • 人の気持ちを汲み取る
  • 空間認知に長けている
  • 直感で行動して後で困る
  • アナログ派
  • 暗記が得意
  • 楽天家、マイペース、自分が好き
  • 運転が得意

右脳『イメージ力や記憶力、創造力やひらめき』を司ると言われ、情報をイメージとして認識して整理する役割を果たしています。イメージによる記憶が得意です。

そして、五感とも関連して感情をコントロールしています。

異なる特徴

記憶力に関しては圧倒的に右脳の方が容量が大きいです。

右脳は物事をイメージで記憶するため、左脳の数千倍もの情報が処理できると言われています。

人間は生後~3歳前後は言葉が未発達なので、右脳の働きが活発です。

一般的には成長するにつれて段々と言語を司る左脳が活発となり、左脳優位になっていくのです。

『大人になると頭が固くなる』

と言うのは、まさにこの成長過程なんですね!

のーさん
のーさん

あれれれれ~?

暗記力=文系と思い込んでいた私ですが、だった事に気付きました。

今まで文系だと思って生きていたのですが、圧倒的に理系脳(右脳派)の方が当てはまっていました。

みなさんはどっちでしたか?

文系(左脳派)と理系(右脳派)の簡単な診断方法

考える程に頭がこんがらがってきたので、簡単な診断方法を試してみました。

腕や手の組み方

何気なく腕を組んだ時どちらの腕が上になっているかで判断する方法です。

手でも同じです。

判断方法① 腕や手の組み方

右腕(手)が上 → 文系脳(左脳派

左腕(手)が上 → 理系右脳派

皆さんはどちらが上になりましたか?

私は手も腕も左が上になりました。

ハイ。理系脳でした(笑)

※手と腕で「アウトプット」と「インプット」の違いがあるとも言われています。また、利き手にも関係があるとも言われていますので、ご参考までに。

おつりの計算方法

判断方法② おつりの計算

400円を持って150円の物を購入するとき、おつりは何円ですか?

A.50円 → 文系脳

B.250円 → 理系脳

文系脳は、150円の物を購入する時に200円しか出さないため、おつりは50円になります。

シンプルな物を複雑に考えるのです。

理系脳は、400円から150円を差し引いて、250円と答えます。

複雑な物をシンプルに考えるのです。

問われている事に対して自ら複雑化して考えるのか、端的に考えるのかという考え方の違いがあるのです。

介護現場における人間関係

上司や同僚(部下)のタイプについて

「自分の上司や同僚(部下)で求めるタイプは?」というアンケートでは

上司に求めるのは「左脳タイプ」

■同僚(部下)に求めるのは「自分と同じタイプ」

という結果が出ています。

同じチームで仕事をする上では、「同じ脳タイプ」の人が多い方が圧倒的に仕事はしやすいです。

似たような考え方ですからね。

じゃあ、「違うタイプの人とは上手く仕事が出来ないのか?」

と言うと必ずしもそうとは限りません。

自分とは違う考え方をするので、衝突する事も多いのが事実。

しかし、お互いの強みを理解しあえれば効率や仕事の質はさらに倍増します。

はらたいらに3000点かけて大丈夫です。

大事なのは

相手の価値観を理解することです。

これは職場の人間関係だけではなく、夫婦関係や恋愛なども対象になりますね♪

容姿や性格と同じで、脳(考え方)も十人十色だという事です。

メタ認知能力を高める

メタ認知とは、認知を認知すること。

自分の思考や行動を客観的に認知することを言います。

「○○をしている時に声を掛けられると、いつも困ってしまう。」

「あの人がこういうことを言うから、私は戸惑っているんだ。」

客観的に自分の思考や行動を分析すると、苦手な相手への対処方法がわかってきます。

普段から自分を客観視して、メタ認知能力を高めていくことで人間関係が円滑になる可能性があります。

利用者さんとの関係

職員だけでなく、利用者さんや家族さんとの関係性に悩まされる事もありますよね。

もしくは、関連職種(ケアマネさんや医療従事者)との関係でお困りの方も多いはず。。。

そんな時も、脳の違いという観点で対応してみてください。

「自分とは考え方が違うんだ!」と思うだけで、随分と穏やかになれます(笑)

まとめ

ここまでお話してきましたが、実際に脳科学の世界では「右脳派・左脳派」という分類や定義は無いそうです。

ビックリ👀

えっ!?と感じる方もいると思いますが、根拠は無くても「考え方のクセ」はそれぞれあると思います。

・コミュニケーションが苦手…

・仕事が上手くいかない…

と悩んでいる方は、「脳の仕組みを理解していない」可能性があります。

相手の脳に合わせた行動や発言が出来るようになれば、少なくとも嫌われる事は少なくなるでしょう。

基本的に考え方が違う人とは仲良くなり辛いのです。

上司に理不尽な怒られ方をしても、あまり気にしない事。

上司は「自分と近い脳を持った人」を褒めて、「自分の脳と違う人」を罵る傾向にあります。

様々な人と関わる介護の仕事。

だからこそ、相手が「右脳派か左脳派」かを分析する事で、価値観の衝突を免れる確率は上がり

人間関係も円滑になると考えています。

周囲の人の「思考のクセ」を知って、人間関係が変わることを祈っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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