どうも!
のーさん(@nosan1031)です。
介護業界は夜勤がある職業です。
厚生労働省の調査によると、夜勤がある仕事に就いている人の
約20%が睡眠障害に悩まされているというデータがあります。
「なかなか寝付けない…」
「寝ても疲れが取れない…」
「すぐに目が覚めてしまう…」
そんな悩みはありませんか?
そこで今回は、睡眠について色々と調べてみました。
睡眠障害とは?
睡眠障害とは睡眠に何らかの問題がある状態のことです。睡眠は心身の回復、記憶の定着、免疫機能を強化する働きがあります。睡眠が障害されると日中の活動へ支障をきたし、心身の健康に影響します。また、日中にみられる睡眠障害の症状から事故につながることや、生活習慣病やうつ病のリスクも高くなることがあります。
引用:健康長寿ネット
「もしかして、睡眠障害かもしれない…」と思った方は
睡眠セルフチェックをしてみて下さい。(外部リンク先:suimin.net)
睡眠障害の原因
睡眠障害の原因は人によって様々です。
睡眠障害を引き起こす代表的な原因をご紹介します。
心理的原因
何らかのストレスに関連して起こる不眠。
例)家族や親友の死、仕事上の問題などがあります。
身体的原因
身体の病気や症状が原因で起こる不眠。
例)外傷や関節リウマチなどの痛みを伴う疾患。湿疹や蕁麻疹などの痒みを伴う疾患。 喘息発作や頻尿、花粉症などがあります。
精神医学的原因
精神や神経の病には不眠を伴うことも。なかでも不眠になりやすいのは不安と抑うつです。
慢性的な不眠症では、30%~50%で何かしらの精神医学的な疾患を持っているとも言われています。
薬理学的原因
服用している薬や、アルコール、カフェイン、ニコチンなどが原因で起こる不眠。
代表的な薬には、抗がん剤、自律神経・中枢神経に働く薬、ステロイドなどがあります。
生理学的原因
睡眠を妨げる環境による不眠。
海外旅行や出張による時差ボケや、受験勉強や職場の勤務シフトなどによる生活リズムの昼夜逆転などがあります。
睡眠×幸せへの近道
ここからは、心理学や雑学等を交えて睡眠について考えていきます。
よく眠れたり眠れなかったりするのは何故?
答え
発達した脳を休ませるため
原因
人間は1日(24時間)のうち、約8時間は眠る生き物です。
つまり、睡眠時間は人生の3分の1(仮に80歳まで生きるとしたら25年は眠って過ごす)ということになりますね。
そんな中、約20%の人が睡眠障害に苦しんでいる原因は
主に昼夜逆転の生活なんだそうです。
睡眠の研究者によると、
【夕方から夜にかけて長時間強い光を浴びると、体内時計のリズムが崩れる】
と言われています。
夜中にコンビニに行ったり、TVゲームをしたり、寝ながらスマホをいじるなどの心当たりはありませんか?
便利になった世の中が
眠りを大いに妨げているという訳なんですね…。
脳を休ませる理由
一番の理由は、脳は起きている限り休息することは出来ないから。
睡眠は脳の疲労を回復させる重要な役目を担っています。
睡眠=脳のメンテナンスという訳ですね。
睡眠の効果
昔から「寝る子は育つ」と言われているように
脳が深い眠りに入ると成長ホルモンが分泌される
という事が科学的に解明されています。
成長ホルモンは細胞の新陳代謝を促し、皮膚・骨・筋肉を成長させたり内蔵機能を効率よく修復する働きがあります。
また、睡眠によって
脳に蓄積された感情や記憶が整理されるという効果もあります。
一夜漬けで勉強しても効率が悪いのは、脳の整理整頓の機会を奪っているから。
皆さんもそんな経験はありませんか?
『夜型人間』は不眠になる事が多い?
【エメットの法則】
「仕事を先延ばしにすると、すぐ片付けるよりも倍の時間とエネルギーを要する」
これは、カウンセラーのリタ・エメットが提唱している説です。
関連する研究では
「物事を先延ばしにする人は、就寝時に終わらせておくべきだったのに終わっていない物事について考え、寝付けなくなるケースが多い」
というデータが出ているそうです。
また、夜型の人は
・自制心に乏しく、計画的に物事を行うのが苦手
・遅い時間から物事を始めて後悔し、完成を遅らせる結果になる
それゆえに物事を先延ばしにする原因となっているとの事。
はい…。私もそうです…。
今日からでも気を付けていきたいと思います(笑)
朝活推奨
朝の睡魔を断ち切ってベッドから抜け出すには?
方法
目が覚めたら手を叩く
理由
手は『第二の脳』と言われ、その手や指をコントロールする大脳の領域は
運動野の約3分の1、感覚野の約4分の1を占めているそうです。
脳と広範囲で直結している手を叩くことで、それだけ脳に刺激を与え覚醒できるというのです。
さらに、「目が覚めたぞ!」と声に出すことで、脳は「目が覚めた」と錯覚してしまうのだから、
脳って結構いい加減なところがあるのですね(笑)
仮眠の効果
パワーナップ効果
「パワー=力×ナップ=昼寝」の造語なんだとか。
人間は1日に2回強い眠気に襲われます。
一番の眠気は22時~深夜2時。多くの人はこの時間帯に就寝することが多いですよね。
そして、2番目の眠気は14時前後に訪れる中程度の眠気。
食後にウツラウツラと眠くなる時間帯です。
パワーナップ効果とは
「自然な生理現象を我慢しても能率は上がらない。積極的に昼寝時間を設けて、すっきりと目覚めて活力を取り戻した方が能率が上がりますよ」
と、アメリカの社会心理学者ジェームス・B・マース博士が提唱しました。
そして、パワーナップに2津ような昼寝時間は
20分前後とされています。
ただし、30分以上眠ってしまうと『睡眠惰性』と呼ばれ、
目を覚ましても眠気が取れず、かえって能率が落ちてしまう
というのだから注意が必要です。
休憩時間は仕事をせず、パワーナップ効果を狙って過ごしたいですね!
最後に
不規則になりがちな介護の仕事。
睡眠の質を意識することで、パフォーマンスの向上や健康管理に繋がるメリットがたくさんあります。
十分な睡眠をとるための方法については、別の記事でご紹介したいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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