40代の転職で介護職がオススメな理由『10選』+求められること

介護
のーさん

無資格・未経験で介護を始めた

のーさん(@nosan1031)です。

「介護の仕事を始めてみたいけど未経験だし…」

「介護の求人をよく見かけるけど無資格でも働けるの?」

「体力的にキツイって聞いたけど大丈夫かな…」

40代で介護職への転職を考えているあなたは

こんな悩みをお持ちではないでしょうか?

正直20代の頃と比べて体力は落ちていますが

40代ならではの社会経験や人生経験が介護職では強みとなります。

むしろ、40~50代が活躍できるのが介護業界なんです!

しかし、いざ40代から未経験で介護の仕事に転職するとなると

色々と不安なことも出てくるかもしれません。

この記事では、40代の未経験で介護職への転職を考えている方に向けて

介護歴15年の私が、40代の転職は介護職がオススメな理由をまとめてみました。

これからの転職にお役に立てるような内容になっていますので

是非チェックしてみてください。

40代の転職で介護職がオススメな理由【10選】

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「本当に40代で経験もないのに大丈夫なの?」と思っているあなた。

結論から言うと40代からでも問題なく働くことができます。

40代での転職を考えるなら、介護職は非常に多くのメリットがあるおすすめの職業です。

その理由を説明していきます。

①人材不足なので募集が多い

2021年現在、日本の高齢化率は28.8%で「超高齢者社会」に突入しています。

2025年には団塊の世代が全て75歳以上の高齢者となり

高齢者人口3677万人、高齢化率は約30%に達する見込みです。

現在でも介護施設はどこも満床で、施設に入れたくても順番待ちしているような状況…。

そんな中、多くの事業所では介護職員が足りていない状況が続いています。

さらに、2025年には37万人もの介護職が不足すると言われているのです。

【いまさら聞けない!?】介護士なら知っておきたい2025年問題

実際に求人数も多く、「40代業界未経験者」の方々もたくさん雇用されています。

私の勤めるデイサービスでは70歳の方が働いていますよ(^▽^)/

つまり、需要に対して供給が少ない環境だからこそ働き始めやすいんです。

基本的には年齢に関わらず採用率は高いので安心してください。

また、総務省の『労働力調査』によれば、医療・福祉業界への就業者数はここ10年で約200万人も増えています。

要介護者は今後も増え、介護ニーズはさらに高まり続けるため

介護の仕事は年齢を重ねても仕事に困る可能性が低いといえます。

②将来が明るい

前述の通り、今後も高齢化率は上昇していくと予測されることから

介護職は将来にわたって確実にニーズのある市場といえます。

例えば、40歳の正社員で他業種と比較すると給料は決して高いというわけではありませんが、パートや派遣で比較すればそれほど悪くはありません。

また、介護職として経験を積み資格を取れば手当が加算される施設がほとんどです。

介護業界では『介護職員処遇改善』などの制度が始まり、介護職の給料は増加傾向にあります。

賞与も制度の有無にかかわらず、パートであっても経営状況に応じて支給する事業所が7割を超え、他業種に比べ安定した収入を得ることができるといえます。

③手に職を持てる

介護の仕事を始める大きなメリットとしては、職に困らなくなることです。

介護は専門職ですから、経験を積むほど知識や技術も付いていきます。

働きながら資格を取ってキャリアアップする事もできます。

しかも、長く働き続けられるので40代から始めても遅いということはありません。

万が一、職場でのトラブルなどで退職してしまうようなことがあったとしても、それまでの経験があるので再就職がしやすいというメリットもあります。

資格さえとってしまえば基本的に就職を断られる事はありません。

日本中どこでも介護施設はあるので、住む場所が変わっても安心な仕事だと言えるでしょう。

④ある程度働き方を選べる

介護の仕事は、いろいろな働き方に合わせられる仕事だといえます。

子育てをしながら働きたいという方には

・子供が小学4年生までは時短勤務・夜勤なしで働ける老人ホーム

・子供が18歳になるまで毎月10,000円程度の子供手当が支給される施設

などもあります。

介護職には正社員だけでなくパートや派遣といった働き方があり

自分のライフステージに合わせて選ぶことができます。

たとえば「週3回だけ」「午前中だけ」「10時から16時まで」といった働き方が可能です。

ただし、介護施設の多くはシフト制ですので、施設によっては夜勤を求められることもあります。

夜勤がないデイサービスなどでも、勤務時間は事業所によって違うので

勤務条件は事前によく確認しておきましょう。

また、未経験・無資格の場合は日勤だけでなく夜勤や土日の勤務にも積極的に入れる方が求められます。

最初は勤務時間帯や勤務日を選ばすに経験を積み、慣れてきてから自分に合わせた働き方にシフトしていくと良いでしょう。

⑤キャリアアップを狙える

介護には働きながら取得できる資格が沢山あります。

私も働きながら福祉住環境コーディネーター2級・介護福祉士・介護支援専門員(ケアマネ)の資格を取りました。

働きながら簡単に取得できる資格も多く

その分、資格手当として上乗せされる施設が多いので、給料も上がりますし職場の選択肢も増えます。

中でも「介護福祉士」は介護業界で唯一の国家資格なので

資格を持っているだけで手当が付くのが一般的です。

また、年齢と共に現場で働くのが大変になってきても

ケアマネジャーや生活相談員として働けば、肉体労働を減らすことができます。

現在、介護職員のほとんどが30~50代という介護施設も少なくないのです。

そういった施設を運営する企業や法人では

将来は幹部や管理者になってもらう40代の方を採用したいという考えもあります。

そのため、40代で未経験で入っても現場経験を積んで幹部や管理者になれる可能性が十分あります。

私の知っている方で、3年ほど前にタクシードライバーをしていた40代の介護職未経験の男性が、現在は主任というポジションで活躍しています。

⑥やりがいがある

40代からでも介護職に入ってくる理由としてよく言われるのが「やりがい」です。

特に他業種から転職された方は、やりがいを感じることが多いようです。

高齢者とお話をしたり、時にはありがとうと感謝されることもあります。

人から感謝されるのはやりがいに繋がりますよね。

ですが、正直なところ大変なことも多いのも現実。

介護業界は

【きつい・汚い・給料が安い】

いわゆる3Kと言われてきました。

そういった部分が残っている施設や場面は少なからず残っています。

しかし、最近では

【価値がある・感謝される・感動がある】

やりがいや人気がある仕事として認知されるようになってきました。

人と人とが触れ合う介護の仕事。

人生の大先輩から学ぶことは

あなたの人生観も変わるかもしれません。

⑦親の介護に活かせる

40代前後は親の介護にも直面する年代です。

実際、40代の転職者には両親の介護をきっかけに介護職に興味を持ったという方がいます。

仕事を通して習得した介護の知識や技術は

自身の親の介護をするためにもきっと役立ちます。

介護が必要な高齢者施設で働けば介護保険制度や仕組みが理解でき、知識や経験を積むことができます。

両親やご家族の介護に活かせますし、施設選びにも役立てることができるでしょう。

⑧丁度良い年齢層

介護業界は年齢層が広く、私の職場でも平均年齢が30~40代になっています。

40代から働く人も珍しくはありませんし

全体の年齢層が高いので逆に馴染みやすいと思います。

また、介護は高齢者を相手にするお仕事なので、20代の職員は若すぎても子供扱いされてしまうことも…。

仕事のメインは高齢者とのコミュニケーションなので、年齢が高い方が高齢者にも安心感があるようです。

40代であっても高齢者から見たら孫~子供の場合が多いですけどね…(笑)

いずれにせよ、40代という年齢も

介護なら「安心感」という強みとして活かすことが出来るんです。

一般企業では40歳ともなれば「ベテラン」としてキャリアを求められ、経験者でないと採用されにくいのが現状です。

しかし、介護業界では40代でも未経験であれば「新人」として扱ってもらえます。

また、介護労働安定センターの『介護労働実態調査』によると

介護労働者の年代は40代がもっとも多く、60歳以上の人も全体の2割を超えています。

40歳からでも長く働け、同世代が多いのも介護職のメリットではないでしょうか?

⑨未経験でもできる

介護業界は常に人手不足で人材を募集しています。

ほかの業界に比べて年齢や職歴を問わず、未経験者にも広く門戸を開いています。

しかし、40代ともなると

「仕事を覚えられるだろうか…」

「一人前になるまで耐えられるだろうか…」

といった不安があるかと思います。

これらの不安については、教育制度や指導体制を整えている施設が多いので

安心して転職することができるでしょう。

⑩前職の経験が活かせる

介護職は、前職の経験をさまざまな形で活かすことができます。

例えばタクシードライバーの経験があるなら、病院への受診同行や送迎のニーズがある有料老人ホームでスキルを活かせます。

飲食店やサービス業などで接客スキルに自信があるなら、丁寧なサービス提供が求められる有料老人ホームがぴったりの職場といえます。

エステティシャンであれば、アロマセラピーやエステをレクリエーションに提案することができます 。

また、子育てや家族の介護を経験した主婦は排泄介助をあまり抵抗なく行えるので、特別養護老人ホームなどで成功しやすいです。

家事経験がある方なら、サービス付き高齢者住宅や訪問介護でそのスキルを活かせます。

SE(システムエンジニア)といった接客をしない職種であった場合でも、相談員やケアマネージャーなどのデスクワークに向いているといった評価があります。

一般の求人情報でよく見かける「資格者優遇」の文字ですが、介護業界では「資格不問」「未経験可」と書かれている求人をよく目にします。

その理由は、介護の資格がなくとも職種や業種に関係なく前職の経験や人生経験が活かせるからです。

要チェック

↓↓こちらの記事では転職で失敗しない秘訣を伝授しています↓↓

【重要】40代で介護業界へ。転職に失敗しない秘訣は〇〇です!

40代未経験の介護職に求められること

介護の現場で求められる人物像は、同じ未経験者でも20代と40代では異なります。

40代未経験の介護職に求められるのは、主に以下の4つです。

40代の介護職にに求められる事

1.若い世代にはない、社会経験が豊富な40代だからこその落ち着き

2.人生経験も豊富な40代だからこその高いコミュニケーション能力

3.過去の経験に捉われず、新しい職場・職種・業種に対応する柔軟性

4.上司や先輩が年下でも素直に指導や注意を受けられる謙虚さ

まとめ

まったく違う業種・職種への転職は不安が多いと思います。

しかし、介護の世界は同世代の人が多いため

一般的な職場に比べ40歳・未経験でも馴染みやすく、分からないことも聞きやすい職場です。

介護の需要はこれからもますます増える傾向にあります。

介護職はやる気さえあれば何歳になっても働くことができるなど、メリットが多くやりがいのある仕事です。

不安かもしれませんが、勇気を出して介護の世界へ飛び込んでみてはいかがでしょうか?


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