こんにちは!
のーさん(@nosan1031)です。
皆さんの現場では申し送りをどのようにしていますか?
私が勤めるデイサービスでは、『BAND』というアプリを使用しています。
この記事では、アプリを使ってみた感想を私なりにお伝えしていきたいと思います。
『BAND』について
「そもそも、BANDって何?」という方もいると思うので、公式サイトのURLを貼っておきます。
↓↓↓
簡単に説明すると
『グループコミュニケーションを効率化させるアプリ』
になります。
『BAND』アプリを使うまでの経緯
従来の問題点
今までは「申し送りノート」を準備して、業務連絡や利用者情報等を手書きで記入するという原始的かつポピュラーな方法で行っていました。
そして、朝の出勤後に前日分までの申し送りを確認して、確認印を押すという流れが当たり前に行われていたのです。
この方法で不便(問題)だったのは
・誰かが申し送りノートを見ていると、他のスタッフが見れない。(タイムラグの発生)
特に朝は始業準備や朝礼などで時間が無く、申し送りを確認できないまま送迎に出発するスタッフが数名いた。
・誰かが見たり書いたりしていると、申し送り事項の記入が後回しになってしまう。
結果として、リアルタイムで情報共有がされなかったり、書き忘れたまま退勤してしまうケースがあった。
・必要な情報を遡って探す時に、なかなか見つけられない。(時間が掛かる)
ケアマネさんから電話で問い合わせがあっても、お待たせしてしまう事がある。
他にも『LINE』でグループを作って情報共有していたのですが
・トーク画面で情報がどんどん流れて行ってしまう。
・プライベートで使用しているスタッフが多いため、誤爆メッセージが流れる事がある。(公私混同になってしまう)
という問題点がありました。
細かい事をあげると沢山ありますが、主に上記のような不便さを感じていました。
「何とか効果的かつ効率化は出来ないかな~?」
と考えていた時に『BAND』アプリの存在を知り、試験的に使用することになったのです。
使用して良かったこと
情報の量と質が上がった
『BAND』では投稿という形で申し送り(情報発信)をします。
スタッフそれぞれがスマホで行うため、どこでも申し送りが出来るようになりました。
また、投稿に対してコメント出来る機能があるので、アプリ上で議論が行われる事も。
画像や動画のほか資料も添付できるため、視覚的な情報共有も可能になったのです。
気軽に申し送り(投稿やコメント)が出来るため
今までより3倍近くの情報が得られるようになりました。
また、重要事項やお知らせとして画面トップに投稿を固定できるので、
大切な情報が流れてしまうといった事もありません。
必要な情報を探しやすくなった
投稿の際には#(ハッシュタグ)を付けています。
例:#業務連絡、#申し送り、#出欠連絡、#〇〇(利用者氏名)など
#ハッシュタグ検索により、申し送りの種別や利用者別での情報検索が圧倒的に早くなりました。
また、サービス担当者会議や送迎などの外出中にもスマホから情報検索が出来る利便性を感じています。
コピー用紙の消費量が減った
従来は資料やシフト表などを人数分コピーして配布していましたが、『BAND』に画像添付する事で
コピー用紙の消費が減りました。
書類整理が楽になった
処方箋の変更や介護保険証の更新時なども、画像データにする事で
「コピーして個人ファイルに綴じる」という作業がなくなり
業務の効率化が図れまています。
スタッフの意識が変わった
これが一番大きな利点でした。
個人で情報発信(アウトプット)する機会が増えたので、
スタッフの観察力や仕事に関わる積極性が格段に上がりました。
今までは「申し送りノートに書く程では無いかな…」と思っていた小さな事でも、今ではどんどん情報が流れています。
その他の便利な機能
カレンダーに予定を入力してアラームを設定する事が出来るので、「あ…忘れてた!」という場面が無くなりました。
プッシュ通知の時間帯が設定できるので、早朝や夜間などに「ピコピコうるさいっ!」という事も無く、時間を気にせず気軽に投稿できます。
投票機能があるので、『利用者さんの誕生日プレゼントどっちにする?』とか『会議日程〇日と△日の都合の良い日を教えてください』など多数決を取る時に便利です。
参加者募集の作成も出来るので、行事やイベントなどの参加人数の把握も簡単です。
ビデオ通話が出来るので、ZOOM等を別途インストールしなくてもWEB会議も可能です。
まとめ
『BAND』アプリの使用感を私なりにまとめてみましたが、如何だったでしょうか?
率直な感想としては
グループに特化したLINE
みたいな印象です。
まだまだ使い慣れていない部分もありますが、更なる可能性を秘めています。
もちろん、LINEのように個別トークやグループトークも可能です。
コロナ禍でスタッフが一同に集まれない状況も多いと思いますが、『BAND』アプリを活用して良いケアが出来る事を期待しています。
最後までお読みいただきありがとうございました!
コメント