どうも!のーさん(@nosan1031)です。
「介護業界から離れたけど、また介護の仕事しようかな…」
と思っているあなた。
『再就職準備金』をご存じですか?
簡単に説明すると
介護職に復職したら最大40万円貸付(実質は給付)しますよ!
という国の制度です。
制度自体を知らない方も多いですし、会社側も教えてはくれません。
自分で申請をする必要はありますが、貰えるものは貰った方が絶対良いです!
この記事では、『再就職準備金』について解説していきます。
再就職準備金とは?
再就職準備金とは、厚生労働省が行う離職した介護人材の再就職準備金貸付事業で
『介護職としての知識や経験をお持ちの方が、再び介護の仕事に就くことをサポートするための貸付制度』
とされています。
介護に復職を考えてる場合は、確認しておきたい制度ですね。
いくら貸与されるの?
最大40万円となっています。
復職のために使わないと駄目なの?
介護離職者が再び介護の仕事に就くことをサポートするための再就職準備金ですので
介護の仕事への再就職に関するもの以外は対象になりません。
厚生労働省のホームページによると、例えば以下のような費用と記載されています。
〇子供の預け先を探す際の活動費
〇通勤用自転車・バイク等の購入費
〇研修参加費・参考図書の購入費
〇敷金・礼金や転居に伴う費用
〇介護ウェアなどの業務用被服費 等
主に引っ越し費用や車の購入費にあてられますが、職場への通勤のためという目的等が必要になっています。
返す必要があるの?
貸与となっているため、基本的には返す必要があるお金です。
ただし免除の条件があり、2年間の介護職員の業務に従事することにより返還が全額免除されるとなっています。
つまり貸与ということになっていますが、返還が免除され実質的には給付と同じような状況になる場合もあることになります。
対象者は?
貸付対象者は、次の基準を全て満たす者が対象です。
厚生労働省のサイトによると以下のようになっています。
貸付対象者は、次の(1)~(4)の基準を全て満たす方となります。
1.介護職員の業務に1年以上の実務経験をお持ちの方(介護事業所等での勤務の方)
2.次のいずれかに該当する方
介護福祉士の資格を持っている方
実務者研修施設において実務者研修を修了した方
介護職員初任者研修を修了した者(すでに廃止されている介護職員基礎研修、1級課程、2級課程のいずれかを修了している者でも可)
3.介護保険サービス事業所等において介護職員等として再就職した者
4.介護職員等として再就職する日までの間に、あらかじめ都道府県福祉人材センターに氏名及び住所等の届出を行い、かつ、実施主体が定める再就職準備金利用計画書を提出した者
つまり、1年以上の実務経験があって、介護資格保有していることがまず前提の条件です。
資格はあるけど、経験がないという場合は対象にはなりません。
また、経験があるけど無資格だという場合も同様になっています。
その上で、介護職に再就職して届出と計画書を提出する必要があります。
届出については
『再就職する日までの間に、あらかじめ都道府県福祉人材センターに氏名及び住所等の届出』
とあるように、復職前に行わなければならない点に注意が必要です。
厚生労働省のホームページに、お問い合わせ先一覧があります。
対象者で介護職に復帰を考えている場合は、転職前のお問い合わせをオススメします。
再就職の前に
再就職準備金の導入で介護職への復職を考えたものの、ブランクが心配というあなた。
求人情報を探す際に「ブランクOK」という求人を探すという方法もあります。
こちらの記事で転職エージェントの紹介をしていますので、気になる方はチェックしてみて下さい!
最後に
今回は『再就職準備金』について解説しました。
ずばり、再就職を考えているなら申請した方が賢明です。
国の制度なので安心して申請して下さいね!
もし、あなたの周りに再就職を考えている人がいたら教えてあげて下さい(笑)
あなたの再就職の足しになれば幸いです。
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