こんにちは!
チルってますか?
どうも!のーさん(@nosan1031)です。
近年、SNSで「チル」という言葉をよく見たり聞いたりしませんか?
私のようなアラフォー世代にとって「チル」で連想されるのは『ミスチル』
もしくは
童話劇「青い鳥」の主人公『チルチルミチル』くらいです(笑)
そして、この若者言葉「チル」の意味が気になって調べていたら
これって…今の介護現場や介護士に必要なマインドではないか?
と思ったので記事にしてみました。
「チル」とは?
チルとは、「くつろぐ」「落ち着く」「まったりする」
といった意味を持ち、「チルする」「チルってる」「チルい」などの表現で使われています。
次に、「チル」の語源について見ていきましょう。
「chill out」が語源のインターネットスラング
チルという言葉は、スラング英語である
「chill out」(冷静になる)が語源になっています。
アメリカでは、リラックスした状態を表す際に「chill out」や「chilling」が以前から使われており、ダウンテンポな曲調の「チルアウト」という音楽ジャンルが新しくできた事から広く認知されるようになりました。
一方、日本では主にTwitterなどのSNSで使われているのですが
ネットで目にした人が稀に会話で使うこともあります。
2016年6月に日本テレビ「有吉反省会」で女性タレントの今井華さんが「チルってます」と発言したことで注目され、人気の用語となりました。
また、2019年11月に放送された日本テレビ「新・日本男児と中居」で、「チルライフ」に人生を捧げる男性2人が登場し、「チル」という言葉に戸惑いを見せる中居正広さんの姿が話題となりました。
介護現場の実情
①概ね決められたスケジュールで動いている
これは介護保険の性質上で仕方ない部分もありますが、
介護施設(介護士)側の都合(スケジュール)で介護サービスが提供されています。
施設系サービスでは、入浴の時間や食事の時間は大体決められています。
特に在宅サービス(通所や訪問など)はサービスの提供時間が決まっているので、決められた時間内でサービスを提供しなければならないのです。
私はデイサービスで働いていますが、
「お風呂は夜寝る前に入りたい。」
という利用者さんは沢山いらっしゃいます。
長年の習慣を尊重してあげたい気持ちはありますが、
物理的に難しいのです。
利用者さん目線で考えると、ゆったりとした落ち着く環境とは言い難いのが現状ではないでしょうか?
②人員不足で職員が忙しく動いている
団塊の世代が後期高齢者となる2025年には、
介護職員が約38万人不足すると言われています。
というより
すでに人員が不足しているのが現状です。
現職の介護職員がいくら良いケアをしようと頑張っていても、
頑張れば頑張るほど(※頑張ろうとしている介護職員ほど)
忙しそうに動き回っています。
利用者さんを待たせないように「施設内を走ったり」…
すぐ近くに寄り添えないので「遠くから大きい声で呼んだり」…
あげくに、声を掛けられても「少しお待ちください!」…
これも、利用者さんから見たら落ち着ける環境では無いですよね。。。
③職場環境が悪くストレスを抱えた職員が多い
多くの職場では、職員が何らかのストレスを抱えているのが現状かと思います。
実際、離職率も高いですからね💦
「人間関係が…」「給料が…」「体力的に…」
などなど、特にストレスを抱えやすいのが介護の仕事です。
【まとめ】チル×介護のすすめ
現在の介護業界では、
やれ「介護の質」だとか、やれ「エビデンス(根拠)」だとか、
理想論で頭でっかちになっている気がします。
また、人材不足により職員個々の負担も増大し、余裕が無い状況ではありませんか?
だからこそ
チル×介護=チルケア
が介護業界に広がっていけば良いなぁ…と思っています。
ちなみに『チルケア』とは私が勝手に考えた造語です(笑)あしからず
- 職員がチルする(仕事もプライベートも)
- チルい職場になる(職場環境が良くなる)
- 利用者さんもチルくなる(みんな笑顔♪)
win-win-winの関係性が構築され、
心の余裕
が出来る事でストレス軽減に繋がる可能性があります。
やっぱり思うんですよ。
余裕が無いと良いケアは出来ない!…って。
明日からでも少し肩の力を抜いて、
チルってみましょう!!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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